【赤い羽根福祉募金】第6回助成事業 活動報告④

~寄付者・支援者の皆様への感謝のメッセージ~
このたびは、赤い羽根福祉基金「外国にルーツがある人々への支援活動応援助成」を通じ、在日韓国人福祉会の活動を支えてくださり、心より感謝申し上げます。
皆さまのご寄付に支えられ、この一年、私たちは高齢者のご自宅を訪ね、病院や役所に同行し、一人ひとりの暮らしに寄り添ってきました。新宿区だけでなく、他区からも介護保険、老後への不安、お墓、住まいなど多様な相談が寄せられ、地域を越えたつながりも生まれました。
ある日訪問した一人暮らしの女性は、長年日本で暮らし、日本語にも不自由せず、自立した生活を送ってこられました。「日本は第二の故郷。最後までここで暮らしたい」と話す一方、近くに頼れる人が少なく、「誰にも迷惑をかけたくない」ともおっしゃいます。元気な今だからこそ、ご本人の思いを聴き、いざという時に誰とつながれるかを一緒に考えることの大切さを教えられました。
医療の場では、白内障の検査や手術に長時間付き添い、繰り返し通訳を行った方がいる一方、手術を望まない方には、その意思を尊重して見守りへと支援を切り替えました。また、認知症が進み、「大丈夫」と話していても、訪問を重ねる中で生活上の困りごとに気づくことがあります。高齢者総合相談センターや医療・介護・行政の皆さまと協力し、必要な支援につないできました。こうした一人ひとりに寄り添う支援を続けるうえでも、皆さまからの温かいご寄付は、私たちにとって大きな支えとなりました。
人々が国境を越えて暮らすグローバルな時代、外国にルーツを持つ人々が移住先で高齢期を迎え、言語や文化の違い、社会的孤立に直面することは、世界にも共通する社会的課題です。今回の助成が目指す、国籍や文化、生活習慣の違いを超えて互いを尊重し、ともに生きる社会づくりは、私たちの願いとも重なります。SDGsの「誰一人取り残さない」という理念を、地域での支援につなげていきたいと考えています。
「何かあった時に相談できる人がいる」「自分を知ってくれる人が地域にいる」。そんな安心を、つながりを望まない方の気持ちも尊重しながら、広げていきたいと思います。
異国の地で長い年月を生きてこられた外国人高齢者が、地域の中で一人にならないように。そして、人生の最期に「日本に住んでよかった」と思っていただけるように。
皆さまの温かいご支援に、改めて心より感謝申し上げます。
#三菱×中央共同募金助成
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