赤い羽根 ポスト・コロナ社会に向けた福祉活動応援キャンペーン 外国にルーツがある人々への支援活動応援助成を受けて、
2025年9月29日、「外国人高齢者を住み慣れた地域で最期まで支えるために ~ネットワークづくり2年を振り返って~」をテーマに開催しました。
当日は40名・27団体が参加し、これまでの取り組みと成果を共有しました。
在日韓国人福祉会からは、母語がえりが始まっている認知症の方の支援事例を紹介しました。定期巡回による在宅支援や地域施設との連携を通じ、母語での理解と地域のつながりの重要性も伝えることができました。
また、「在日韓国人福祉会のネットワークの紹介」として、
外国人高齢者支援者のための地域内外の支援資源と関係者の活動を“見える化”し、支援者同士のネットワークを強化することを目的に「支援・協力マップ」を作成。これまでの取り組みと成果の振り返りも行いました。
外国人高齢者支援は、制度の隙間を埋める地域ネットワークによって成り立っています。
支援の現場では、言語と文化を理解する人材が不可欠であり、
「外国人高齢者が日本に来てよかったと思える人生の終え方」を支えるために、地域と行政、民間、当事者がつながる仕組みづくりが求められています。
最後に、代表・金榮子からは、
「制度ファーストではなく、人ファーストの支援をこれからも大切にしていきたい」との言葉があり、
2年間のネットワークづくりを新たなスタートとする思いを共有しました。
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